カンボジア

【カンボジア】~完全版~アンコールワットへの行き方 解説(日本~シェムリアップ・国際バス情報あり)

2021-02-09




『世界三大仏教遺跡』のひとつアンコールワットにいつかは行ってみたいという方も多いと思います。

この記事では、そんなアンコールワットへの行き方を解説させていただきます。週末利用で最低3日間もあれば観光可能です。日本からはもちろん、アジア諸国を旅されている方が気になるバスの情報などもまとめておりますので、ぜひ参考にしていただければと思います!

 

アンコールワットへのアクセス

 

PHOTO by Mr.Autthaporn-Pradidpong



日本からアンコールワットへのアクセスは、飛行機でアンコールワットの最寄りの空港シェムリアップへ行き、そこから陸路(バス・タクシー)で向かうのが便利です。

アンコールワット(シェムリアップ空港利用)までの主要なアクセス方法

  • 日本各地から飛行機でベトナム国内(主にホーチミンやハノイ)にて乗り継ぎシェムリアップへ+タクシー(バイク含む)
  • 日本各地から飛行機でアジアの都市(主にバンコクや香港)にて乗り継ぎシェムリアップへ+タクシー(バイク含む)
  • 日本各地から飛行機で成田-プノンペン線を利用し、プノンペンで乗り継ぎシェムリアップへ+タクシー(バイク含む)

となります。

日本⇔シェムリアップへの直行便はありませんので、どこかで1回は乗り継ぎが必要となります。

よく使われるのは、フルサービスキャリアであればベトナム航空でホーチミンまたはハノイ乗り継ぎLCCであればベトジェットやエアアジア、香港エクスプレスなどが利用可能です。

日本からはANAの成田⇔プノンペン線が就航しており、カンボジアには成田から乗り継ぎなしで移動できますが、プノンペン到着後に乗り継ぎが必要となります。ANAはプノンペン以遠のフライトがありませんので、別の航空会社を利用となると、荷物の預け直しなどがありますので、少し手間かと思います。



料金

PHOTO by Natasha Chebanoo

日本各地~シェムリアップ空港まで


日本各地からシェムリアップ空港まで向かう場合は、上から航空券が安くなりやすい順番に

  1. LCC(ベトジェット・エアアジアなど)のホーチミン・ハノイ・バンコクなどでの乗継便
  2. フルサービスキャリア(ベトナム航空など)のホーチミン・ハノイなどでの乗継便
  3. フルサービスキャリア(ANAの成田ープノンペン)+他の航空会社(プノンペンーシェムリアップ)の乗り継ぎ便

かと思います。

料金はその時の飛行機の混雑具合によりますので、航空券の料金を比較できるサイトでその都度確認してみましょう。だいたいLCC利用の場合ですと、安いときには往復6万円前後、フルサービスキャリア利用で往復8~10万円前後で航空券を購入できることが多いかと思います(LCC利用は受託手荷物代除く)。

シェムリアップ空港~シェムリアップ市街地・アンコールワットまで


シェムリアップ空港到着後シェムリアップ市街地・アンコールワットへ向かう方法は以下の4つです(バスや電車がありません)。

  • バイクタクシー
  • トゥクトゥク
  • タクシー
  • ミニバン

空港の到着ロビーにTaxiと書いたカウンターがありますので、そちらに行ってみましょう。

料金は、シェムリアップ空港⇔市街地間で約10ドル前後(ミニバンだけ少し高め)深夜~早朝は約15ドル前後でした(カウンターに記載があります)。

荷物もありますし、空港から直接アンコールワットに行かれる方はほどんどいらっしゃらないかと思いますが、シェムリアップ空港⇔アンコールワット間は市街地まで行くのと距離的にはそれほど変わりません(むしろ近い)ので交渉次第で可能かと思います。

photraveler16
ちなみに空港の敷地を出るともう少し安いタクシーがあるとの噂ですが、私は安心を買うつもりで空港でお願いしました。

恐らく大半の方は

シェムリアップ空港到着

ホテル

翌日(または到着が速い場合は午後)アンコールワット観光


という計画をされているかと思いますが、アンコールワットと周辺の観光は、炎天下の中遺跡をいろいろ周るため、徒歩での観光はきついです。ホテル⇔アンコールワットの送迎だけでなく、ホテル発着でトゥクトゥクのチャーターをして観光しましょう。

シェムリアップのホテル発着でトゥクトゥクなどを貸し切ってアンコールワット観光を終日お願いする場合の料金相場は、だいたい15ドル~30ドルほどかと思います(周る遺跡の数やルートによっても変わります)。

空港から市街地へ移動する際のドライバーさんに相談してみてもいいですし、泊まる宿や飲食店街のパブストリートで直接トゥクトゥクのドライバーさんに交渉してみてもいいでしょう。

所要時間

日本各地~シェムリアップ空港まで


日本各地とシェムリアップを結ぶ航空便の所要時間は

  • 日本各地発着 ⇒ 約8時間~約9時間(ベトナム乗り継ぎ)
    ※その他の都市で乗り継ぐ場合は所要時間がもう少しかかることが多いです

乗継便の場合、途中で航空会社が変わる(日本⇔乗継地と乗継地⇔シェムリアップの航空会社が異なる)と、乗継地で再度搭乗手続きをしなければいけないことが多いですので、スケジュールに余裕がない場合は同一の航空会社を利用しましょう。


シェムリアップ空港~シェムリアップ市街地・アンコールワットまで


シェムリアップ到着後、シェムリアップ市街地・アンコールワットまでの移動にかかる所要時間は

  • バイクタクシー・トゥクトゥク ⇒ 約25~30分ほど
  • タクシー・ミニバン ⇒ 約20~25分ほど
    ※アンコールワットまでだと約5~10分ほど短くなる

となります。

基本的には荷物の大きさ・量と乗車人数などでどの交通手段にするか、お選びいただければ問題ないかと思いますが、バイクタクシーとトゥクトゥクは「車内空間」がありませんので、暑さ、排気ガスはダイレクトに影響を受けます。特にバイクタクシーは+αで雨も影響を受けますので、ご注意ください。

photraveler16
私は一人旅でしたので、安さと気軽さで果敢にバイタクで移動しましたが、暑さや排気ガスのにおいも含めて東南アジアらしさを感じられてよかったです(笑)ただ、バックパックを背負ったままバイクに2人乗りしますので、慣れていない人は避けた方がいいかもしれません。



アジア各地⇔アンコールワットのアクセスは?

PHOTO by Ash Gerlach


アンコールワット(シェムリアップ)までは、アジア各地からでも飛行機で移動するのが一番スムーズではありますが、移動距離の割にはそこそこお値段は高め(LCC利用でも片道約8,000円~+荷物代)の設定がされています。


今度アジアを放浪しようとしていて、一番安い方法でアンコールワットに向かいたいんだけど…??


アンコールワットを見た後は、節約しながらアジアを周遊したいな…


という方もいらっしゃるかと思いますが、そんな方は国際バスを利用して旅の計画してみましょう

【カンボジア】シェムリアップ⇔【ベトナム】ホーチミン

  • 料金 ⇒ 30ドル前後
  • 所要時間 ⇒ 約14~15時間
  • 運行会社 ⇒ MEKONG EXPRESS(公式ホームページ)など
    ※プノンペンでバス乗り換えが発生する場合あり

【カンボジア】シェムリアップ⇔【タイ】バンコク

  • 料金 ⇒ 30ドル前後
  • 所要時間 ⇒ 約11時間
  • 運行会社 ⇒ NATTAKANなど


ポイント

直行の国際バスはシェムリアップ⇔ホーチミン・バンコクが有名ですが、プノンペンでバスを乗り換える場合にはさらに多数の都市とバスが運行しておりますので、料金と所要時間を比較しながら検討してみてください。



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カンボジアのビザについて


カンボジアの入国にはビザが必要です。いくつか種類・取得方法がありますが、観光目的で取得が比較的簡単なアライバルビザe-visaを紹介します。

アライバルビザ

カンボジアの空港(シェムリアップやプノンペン)到着時に申請・取得をするビザです。

  • 必要書類 ⇒ 証明写真(4×6cm)・申請用紙(空港にあり)・パスポート
  • 申請・取得料金 ⇒ シングル:30ドル(短期の観光客は基本シングル:1度の入出国・1か月以内の滞在)
    ※証明写真がない場合は2ドルを支払い、パスポート写真を使用する
    ※シングル・マルチプル(何度かカンボジアの入出国がある場合)ともに取得可能

事前に手続き不要で一番カンタンです!ただ、空港や国境が混雑している場合は時間がかかりますのでご注意ください。

e-visa

事前にインターネット上で申請・取得をするビザです。

  • 必要書類 ⇒ 顔写真データ・パスポートのPDFデータなど
  • 申請・取得料金 ⇒ シングル:30ドル+手数料6ドル(短期の観光客は基本シングル:1度の入出国・1か月以内の滞在)
    ※シングルのみ取得可能
    ※e-visaを利用しての入国ができる場所は限られていますので、特に陸路で入国する場合は事前にご確認ください

 

まとめ

今回は、アンコールワットへの行き方をご紹介させていただきました。

この記事のまとめ

  • アンコールワットへの行き方 ⇒ シェムリアップまで飛行機+タクシーで陸路移動がスムーズ
  • アジア各地から安くアンコールワットへ行く方法 ⇒ 国際バス(ホーチミンやバンコク発着は直行あり)
  • 観光方法 ⇒ トゥクトゥクのチャーターがオススメ




最後までご覧いただき、ありがとうございました!

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