旅の準備

【海外|お得な部屋】ドミトリーってなに?メリットとデメリット 解説

2021-03-09



海外旅行に行く際、観光と同じぐらい気になるのが、宿泊する場所です。

リゾートホテル、シティホテル、ロッジ、ゲストハウス、ホステルなどさまざまなタイプの宿泊施設がありますが、節約派の方はゲストハウスやホステルで設定されている「『ドミトリータイプ』の部屋って安いけど何?」と気になっている方も多いかもしれません。

この記事では、ヨーロッパからアフリカ、アジア、オセアニア、そして北米・中南米と計68ヶ国を一人で旅してきたphotraveler16がよく滞在してきた、ドミトリーについて、メリットとデメリットをご紹介させていただきます。

これからドミトリータイプの部屋に泊まりながらの節約旅を検討されている方や、泊まってみたいけど躊躇されている方も、ぜひ参考にしていただければと思います


ドミトリーとは

PHOTO by Marcus Luke


ドミトリーとは、他の宿泊客との相部屋のことで、写真のような二段ベッドやシングルベッドが部屋に数台並んでいることが多く、1部屋6名前後、場合によっては10名以上の宿泊客と共同になることがあります

ドミトリータイプの部屋に泊まるプランは、ホテルの予約サイトで検索する際に『ドミトリー(DormitoryまたはShared Room)』と明記してあります。

他のプランと比べてお手頃な料金設定をしていることがほとんどですので、目に留まることが多いかと思いますが、相部屋であることは忘れずに認識しておきましょう

photraveler16
たまにホテルサイトで個室を検索すると、"Bunk Bed in Dormitory Room"というような記載で検索結果に出てくる場合がありますが、"Bunk Bed"はドミトリータイプの部屋によくある二段ベッドのことですので、相部屋は嫌!という方は予約前にご注意ください。


宿泊者は比較的若年層(学生等)のグループや一人旅をしている方が多く、時々年配の方やカップルで宿泊している旅行者も見かけるという印象です。

 

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メリットとデメリット

メリット

  • 宿泊代が安い
  • 他の旅行者との交流
    ⇒最新の旅情報を得られる場合がある

宿泊代が安い

ドミトリーの部屋に泊まる一番のメリットは、やはり料金が安いことでしょう。

節約をしながらの旅を検討している方
や、「寝るだけだから」と旅の中であまり宿泊を重視していない方にはオススメです。

特に一人旅の場合には、ホテルでシングルルームに宿泊すると割高になることが多いので、できるだけ宿泊のコストを落として観光や食事などに使いたい!という方はぜひ検討していただきたい
です。

他の旅行者との交流



ドミトリーの部屋に泊まる際は、世界中の旅行者と相部屋になる可能性があります。

みんなそれぞれ自由に過ごしていますが、一人旅の方同士などでは意気投合して一緒にご飯を食べたり、お酒を飲んだりということもあるかもしれません

気分が乗らない場合にはお断りをすればいいだけですし、基本的にはあいさつ程度でやりとりが終わることも多いですが、交流を好まれる方は積極的に他の旅行者とも会話をしてみるのもいいかもしれません。

また、他の旅行者との交流から、自分が欲しかった最新の旅情報を得られる場合もあります

最近は、ある程度の情報はインターネットで調べることができますが、自分がこれから行く場所に最近行った旅行者がいた場合は、生の現地情報がもらえます

特に治安に少し不安が残るようなエリアをこれから旅行する場合、情報交換をすることは大きなメリットですので、積極的に交流を行ってみるのもオススメです。

photraveler16
長期旅行の場合は、同じ宿で意気投合して次の目的地まで一緒に行く方や、宿で情報交換をした方と、全く別の国で偶然再会して仲良くなるなど、色んな出会いの可能性があります!

 

デメリット

  • プライベート空間がほぼない
  • 防犯面で不安が残る
  • 他の宿泊客の気になる行動(マナー)

プライベート空間がほぼない

ドミトリーの一番のデメリットはプライベート空間がほぼないことです。

宿によっては、1つ1つのベッドにカーテンがついていて、閉めるとある程度プライベート空間が確保できるところもありますが、そういった設備が整っていないところもまだまだありますので、慣れるまでは苦労するかもしれません。

photraveler16
私も慣れるまでは安心して眠れませんでしたが、一度慣れてしますとドミトリーでも問題なく滞在できるようになりました!

 

防犯面で不安が残る

プライベート空間がほぼないことと同じぐらいドミトリーで気になることは、防犯面ではないでしょうか。

やはり見ず知らずの宿泊客と同じ部屋で過ごす際には、貴重品の管理などに注意が必要となってきます。

荷物を収納できるロッカーがあるところがほとんどですので(念のため南京錠は持っておきましょう)、しっかりと管理すれば問題はないですが、常に気を抜けないというのは個室と比べると精神的に負担になるかと思います

photraveler16
ドミトリーで起こる盗難は、ほとんどの場合が『荷物や貴重品をベッドの上に出しっぱなしにしている』ことが原因のようですので、対策をすれば被害に遭う可能性はかなり少なくなるかと思います…

 

他の宿泊客の気になる行動

こちらはその時の運にもよりますが、同部屋になる他の宿泊客によっては、滞在の満足度が大きく変わってしまうというデメリットもあります

例えば、ライフサイクルが合わない朝型の人と、夜型の人が同部屋になった場合には、多少なりとも物音などでお互いのストレスになります。

ある程度は宿のルールで静かにするべき時間が決まっており、お互い気をつかってドミトリーを利用できる方が多いですが、中にはお酒を飲んで真夜中に大声をあげて部屋に戻ってくる人もいますので、注意が必要です

また、しょうがないことですが、同部屋の人のいびきによって全く眠れなかったということもあり得ますので、耳栓などの対策はしておいた方がいいでしょう。

 

ドミトリーは利用すべき?


ドミトリーを利用すべきかどうかは、大きなメリットである宿泊料金の安さに対して、デメリットであるプライベート空間のなさ他の宿泊者との共同生活、そして貴重品の管理など防犯面でのわずらわしさをどこまで我慢できるかだと思います。

私は、宿の滞在時間があまりない場合や、個室とドミトリーの差が10ドル以上の場合にはドミトリーを選ぶことにしていますが、中には「1円でも安ければ迷わずドミトリー!」」という方もいらっしゃいます。

どちらが正解ということはないですが、皆さまの宿泊に対して重視するポイントや妥協できるポイントを比較して、ぜひ選んでいただければと思います

photraveler16
ドミトリーも宿泊施設としてはしっかりしていますので、事前に気を付けるべきところを認識していれば問題ありません。今まで抵抗があって泊まったことがない方は、一度試しに泊まってみて、旅の中でのお金の使い方を見直したり、新しい価値観を持っていただくのもいいかもしれません!

 

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まとめ

今回は、ドミトリーについてメリットとデメリットをご紹介させていただきました。

下記の記事では、実際にドミトリーに泊まる際に事前にチェックすべき5つのことをまとめておりますので、もしよろしければこちらもご覧ください!


最後までご覧いただき、ありがとうございました!

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