ある日見た世界一周カップルのブログで紹介されていた、アイスランド一周レンタカー旅。
できれば慣れない土地での運転は…と思っていましたが、アイスランドは治安がいいことや、ツアーでは物価が高すぎること、公共交通機関があまり発達しておらずレンタカーなしの個人旅は難しいことなどを知り、海外で初めてチャレンジしてみました。
アイスランドは今までに私が訪れた国の中でも、確実にTOP3に入るお気に入りの国です!(実際にリピーターになっている…(笑))
行くまでの準備から、行ってから注意すべきことなど必要なことをまとめてみましたので、ぜひ参考にいただければ幸いです。
アイスランドまでのアクセス
アイスランドは、北欧諸国のさらに西、イギリスやアイスランドの北西に位置する島国です。
ヨーロッパとグリーンランドに挟まれた位置にあるアイスランドに行くには、ヨーロッパ諸国から飛行機で向かうのが一般的です。
日本から向かう場合には、直行便はなく、
アイスランド(首都レイキャビク)までの主要なアクセス方法
- 日本各地からヘルシンキ・コペンハーゲンなどで乗り継ぎ、レイキャビクへ(同一航空会社・乗継1回)
- 日本各地からヘルシンキ・ロンドンなどで乗り継ぎ、レイキャビクへ(異なる航空会社・乗継1回)
- 日本各地から、中東・アジアなどで乗り継ぎ、ヘルシンキ・コペンハーゲン・ロンドン経由、レイキャビクへ(乗継2回)
となります。
- 日本各地からヘルシンキ・コペンハーゲンなどで乗り継ぎ、レイキャビクへ(同一航空会社・乗継1回)
フィンエアーやスカンジナビア航空などを利用であれば、日本各地⇔ヘルシンキ・コペンハーゲン⇔レイキャビク線を運航しておりますので、同一航空会社&乗継1回でレイキャビクに向かうことができます。
乗り継ぎの際も、同一航空会社を利用すると、乗り継ぎ地での預けたスーツケースの受け取り・預け直しがなく、時間のロスも少ないため便利です。
時間が限られたお仕事中の方などにはおすすめですが、航空券の運賃は高い傾向にあるかと思います。
- 日本各地からヘルシンキ・ロンドンなどで乗り継ぎ、レイキャビクへ(異なる航空会社・乗継1回)
できる限り日系航空会社を希望する方には、ヘルシンキやロンドンなど、レイキャビク線が就航している都市まで日本航空やANAで向かい、そこからレイキャビクを目指すこともできます。
乗り継ぎも1回で済みますが、航空会社が異なる場合には、乗り継ぎ地でスーツケースの受け取り・預け直しが発生しますので、乗り継ぎに時間がかかり注意が必要です。
また飛行機が遅延した場合には、乗り継げない可能性がありますので、ご注意ください。
- 日本各地から、中東・アジアなどで乗り継ぎ、ヘルシンキ・コペンハーゲン・ロンドン経由、レイキャビクへ(乗継2回)
節約派の方には、こちらがオススメです。
エミレーツ航空やカタール航空、シンガポール航空などで、日本から中東(ドバイやドーハ)やアジア(シンガポール)乗り継ぎをして、レイキャビク線が就航しているヘルシンキやコペンハーゲン、ロンドンへ向かい、そこからレイキャビクを目指します。
乗り継ぎは2回になり、遅延などを考えると乗り継ぎの時間を予め長めにしておく必要になりますが、アイスランドまで一番安くなることが多いフライトパターンかと思います。
また、エミレーツ航空やカタール航空、シンガポール航空のフライトは、日本を深夜出発することがほとんどですので、他の航空会社を利用する場合と比べて、移動時間は長くても、現地に到着する時間はさほど変わらないことが多いです。
少し体力が必要にはなりますが、弾丸でも節約派の方はこちらでご検討ください!
荷物が多い方には少し不便かもしれませんが、破格で利用できる場合がありますので、チェックしてみてください!
アイスランドに行くまでの準備
アイスランドに行くまでに準備が必要なことは
- 航空券の予約
- 国際免許証の取得
- レンタカーの予約・保険申込
- ルートの計画
- 宿の予約(途中宿に泊まる場合)
- 観光地の予約(必要な場合)
- 車中泊・キャンプグッズの準備
- 食料の準備
です。
航空券の予約
アイスランドまでのアクセス(ルート)については、先ほどご紹介の通りです。
航空券のお得な購入方法は、下記の記事にまとめておりますので、もしよろしければこちらもご覧ください! 旅行に行く際にどこでどうやって購入したらいいのか迷ってしまう航空券。 どの航空会社がいいのか?旅行会社に頼んだ方がいいのか?航空会社から直接購入したほうがいいのか?などなどわからないことが多いですよね ... 続きを見る
【航空券の買い方】~保存版~3つのステップで航空券をお得に購入する方法 徹底解説!
国際免許証の取得
既に自動車の普通免許をお持ちの方であれば、お住まいの地域を管轄する運転免許試験場や運転免許センターなどで発行が可能です。
詳しくは各地域を管轄する機関のホームページでご確認ください。
レンタカーの予約・保険申込
アイスランド滞在中の大部分を過ごすものですので、しっかりと選びましょう。
料金はこちらで比較できます。
EasyTerra Car Rental - Compare car rental prices worldwide
- 何人乗りか
- マニュアルかオートマか(オートマの方が高い)
- 4WDか(4WDの方が高い)
- 万が一の際の保証は
- レンタカー会社はしっかりしてそうか(大手の方が安心?)
- キャンセル料はいつまで無料か
など、予約前にご確認ください。
リングロード(アイスランドを1周できるメインロード)だけであれば、4WDでなくても問題ないかと思いますが、リングロードから外れる場合には未舗装の道が多いですので、4WDをご予約ください。
ルートの計画
基本的にはアイスランドを西回り(左周り)するか、東回り(右回り)するかになるかと思います。 オーロラや氷の洞窟の印象が強いアイスランドは、冬がシーズンなイメージがあるかもしれませんが、爽やかな夏も壮大な大自然が楽しめるオススメのシーズンです。。 この記事では、夏のアイスランド観光地まとめ&レ ... 続きを見る
立ち寄りたい観光スポットをリストアップするだけでもいいですので、事前にまとめておきましょう。
到着後、天気予報に合わせてどう周るか決めるのがオススメです!
ルートの計画と、モデルルートの詳細は下記の記事にまとめておりますので、もしよろしければこちらもご覧ください!
【アイスランド】~保存版~夏のアイスランド観光地まとめ&レンタカー旅モデルルート
宿の予約(途中宿に泊まる場合)
車中泊やキャンプだけでなく、途中宿に泊まりたい場合には、事前に予約しておきましょう。
大きな街以外はホテルも少なめですので、Airbnbを利用するのもオススメです。
注意
宿を利用・予約する場合には天候に合わせて予定を変更するのが難しくなりますので、ご注意ください。
観光地の予約(必要な場合)
予約が必要な観光地に行く場合には、事前に予約しておきましょう。
具体的には、
- ブルーラグーン
- インサイド・ザ・ボルケーノ
などです。 アイスランドには、手付かずの大自然や、火山活動により造り上げられた絶景スポットが多数ありますが、そんなアイスランドでも春~秋限定で体験できる火山内部探検『インサイド・ザ・ボルケーノ』は一見の価値ありの ... 続きを見る
ブルーラグーンは、場合によっては現地でチケット購入できる場合もありますが、夏場の観光シーズンなどは少なくとも前日までには予約しておいた方がいいかと思います。
Welcome To Blue Lagoon Iceland Resort & Spa | Blue Lagoon Iceland
インサイド・ザ・ボルケーノは予約が必要です。
詳しくは下記記事にまとめておりますので、ご確認ください。
【アイスランド】レイキャビク発!絶景が広がる火山内部を探検するインサイド・ザ・ボルケーノツアー
車中泊・キャンプグッズの準備
車中泊やキャンプに必要な寝袋やテント、調理グッズなどは事前に準備しておきましょう。
アイスランドでも購入できますが、物価が非常に高いのでオススメしません。調理をされる方は、飛行機に積み込めないガス缶ぐらいを購入する想定にしておきましょう。
ちなみに、アイスランドは真夏でも夜になると気温が0℃前後になりますので防寒グッズも必須です…
食料の準備
こちらも車中泊・キャンプグッズと同じく、アイスランドで購入するとかなり出費がかさみます。
もし事前に準備ができるようであれば、生鮮食品以外の日持ちするものは日本(もしくはアイスランド到着前の国)から持ち込んだ方が節約できます。
必ず持って行った方がいいもの
- 紙のアイスランドマップ
リングロードだけを通るのであればGoogle Mapで十分ですが、現地で急遽リングロード沿い以外の観光地も見たいな、となった場合には、どの道が舗装されているかわかりません。
念のため別で紙のアイスランドマップも準備しておきましょう(ルート計画&レンタカー選びにも役立ちます)。
ちなみに私はこちらを購入しました!(購入時から大幅に値段が上がってます…)
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- シガーソケット カーチャージャー
宿に泊まらない方は、スマホやカメラの充電などに必須です!
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- キャンプ用ガスバーナー
朝夜は冷え込むアイスランドに持っていってよかった!と心から思ったのが、このキャンプ用ガスバーナーです。
アイスランドでも500円前後でガス缶が購入できますので、ガスを使って日本から持ってきたインスタントラーメンを食べたり、味噌汁を飲んだり、コーヒーを飲んだり、本当に大活躍でした!
初期投資費用としては少し高いですが、アイスランドで外食した場合の出費や、今後もレンタカー旅で使うと考えればコスパ高めです!
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アイスランド一周にかかった費用
※レイキャビク発アイスランド一周(7泊8日全て車中泊)
- 航空券(日本発~ドーハ~コペンハーゲン~レイキャビク)
約11万円
- レンタカー(SUZUKI ジムニー4WD1台・フルサポートの保険代含む)
約12万円
- ガソリン代
約3万円
- 観光代(ブルーラグーン+インサイド・ザ・ボルケーノ)
約4.5万円
- 飲食代(ガス缶含む・ほぼ自炊+1回レストラン(5,000円))
約1万円
※日本から持ってきたものも含む
レンタカー代とガソリン代は人数割りできますので、一緒に周る人が多ければ多いほど割安になります。
飲食代はアイスランドでビールをたくさん買ったり、自炊しながらも結構贅沢したので、これより節約できる可能性は高いかと思います。
注意点
アイスランド一周は総走行距離が1000kmを超えます。余裕を持った計画を立てましょう!
アイスランドは真夏でも朝夜は冷えるので、防寒対策は重要です。
アイスランドで運転する前に、必ずアイスランドの交通ルールや道路標識を確認しましょう。
まとめ
今回は、~保存版~アイスランド一周レンタカー旅まとめ(準備・費用・注意点)させていただきました。
自由気ままに過ごすアイスランド一周レンタカー旅、本当にオススメですので、ぜひ行かれる際には参考にしていただければ幸いです!
最後までご覧いただき、ありがとうございました!