【イタリア】～最短・最安の手段は？～船が宙を浮くランペドゥーサ島までの行き方解説

透明度の高い美しい海が広がり、船が宙を浮いているように見えるイタリアの離島ランペドゥーサ島は、近年旅行雑誌などにも取り上げられている今注目の絶景スポットです。

この記事では、そんな船が宙を浮くランペドゥーサ島までの行き方を解説させていただきます。

費用や所要時間なども比較し、お好きな方法が選べるようにまとめておりますので、ぜひ参考にしていただければと思います！

ランペドゥーサ島とは

ランペドゥーサ島は、イタリア領の中で最南端の島で、シチリア島の南に位置しています。

イタリア（シチリア島）よりも、アフリカ大陸にあるチュニジアの方が近く、またその地理的な特徴から、温暖な気候と美しい海を楽しめる人気のリゾート地としても注目のスポットです。

透明度の高い海を漂うボートはまるで宙を浮いているかのよう

ランペドゥーサ島へのアクセス方法

ランペドゥーサ島へのアクセスは、飛行機か船になります。

飛行機

一番速いのがランペドゥーサ島まで飛行機を利用する方法です。

日本からローマやミラノまでの直行便を利用すると、乗り継ぎ1回でランペドゥーサ島まで向かうことが可能です。

日本（羽田・成田）⇔ローマ・ミラノまではアリタリア-イタリア航空が直行便を運航しており、ローマ・ミラノ⇔ランペドゥーサ島までは、アリタリア-イタリア航空に加え、LCCも運航しておりますので、乗継時間や料金の都合に合わせて予約するといいでしょう。

【乗継1回：日本～乗継地（ローマ・ミラノ）～ランペドゥーサ】

• 料金　⇒　約18万円～
  
  
• 所要時間　⇒　約19時間～
  
  

イタリア本土からは、ミラノやローマのほかに、シチリア島のパレルモやカターニャからのアクセスも可能ですので、

【乗継2回：日本～乗継地～イタリア国内（ローマ・ミラノ・パレルモ・カターニャなど）～ランペドゥーサ】

• 料金　⇒　約12万円～（日本～イタリア国内 10万円～／イタリア国内～ランペドゥーサ 2万円～）
  ※イタリア国内都市⇔ランペドゥーサ間でLCCを利用すると安くなります
  
  
• 所要時間　⇒　約24時間～（入国・乗継時間含む）
  ※日本⇔イタリア国内都市は約15時間～、イタリア国内都市⇔ランペドゥーサは約1～2時間

でもアクセスできます。

• 速さ重視
  ⇒日本からイタリアへの直行便を利用して、乗継1回でランペドゥーサへ
  
  
• 料金重視
  ⇒乗継便でローマ・ミラノ・パレルモ・カターニャに向かって、そこからLCC（Ryanairなど）を含む飛行機でランペドゥーサへ（乗継2回）
  ※特に夏の観光シーズンは、乗継1回で行けるフライトの料金が高くなる傾向にありますので、乗継2回のフライトの利用価値が上がるかもしれません

がいいかと思います。

航空券のお得な購入方法は、下記の記事にまとめておりますので、もしよろしければこちらもご覧ください！

飛行機＋高速船・フェリー

飛行機以外では、シチリア島のポルト・エンペドクレ（Porto Empedocle）から高速船またはフェリーで、ランペドゥーサ島へアクセスが可能です。

ポルト・エンドクレまでのアクセス

ポルト・エンドクレまでは、

• イタリア国内都市からアグリジェント（Agrigento）経由で列車やバスで向かう
  または
• パレルモから直通バス

などでアクセス可能です。

アグリジェントまでは各都市から列車などで、アグリジェントからポルト・エンペドクレの港までは、中央駅近くのバスターミナルからバスが出ていますので、そちらを利用して向かいましょう。

【アグリジェントのバスターミナル】


アグリジェントのバスターミナルからポルト・エンペドクレまでは、数社バスが運行しているようですが、下記のバス会社の本数が一番多そうです（所要時間：約30分／料金：約250円）。
Orari SAL per fax.xlsb.xlsm (autolineesal.it)

パレルモからの直通バスは、1日1便あります（所要時間：約2時間45分／料金：約1,300円）。
__Salvatore Lumia - Autotrasporti da 75 anni__ (autolineelumia.it)

ポルト・エンドクレからの高速船・フェリー

【高速船】

• 料金　⇒　往復16,000円～
• 所要時間　⇒　約4時間15分
  
  高速船の料金やスケジュールの確認・予約⇒Liberty Lines – Compagnia di navigazione veloce（外部サイト）
  

【フェリー】

• 料金　⇒　往復13,000円～
• 所要時間　⇒　約9時間15分～10時間15分
  
  フェリーの料金やスケジュールの確認・予約⇒directferries.jpでルートや港を探す（外部サイト）

photraveler16

最安は僅差で飛行機＋フェリーですが、交通機関の乗換回数の多さと所要時間が長いところが非常にマイナスです。

バランスが取れているのは、少し高くなりますが、飛行機2回乗継ではないでしょうか。

イタリア国内⇔ランペドゥーサの航空券代が高額な場合や、シチリア島の他都市も観光する場合には、高速船やフェリーでアクセスするのもいいかもしれません。

まとめ

今回は、船が宙を浮くランペドゥーサ島までの行き方を解説させていただきました。

下記の記事には、実際に船が宙を浮く姿が見られる絶景ポイントまでの行き方をまとめておりますので、もしよろしければぜひこちらもチェックしてみてください！