モロッコの中でも独特の雰囲気が漂う古都フェズは、『迷宮都市』とも言われる旧市街(メディナ)での買い物や、皮なめし場(タンネリ)など、モロッコ旅行の中でも見どころが目白押しです。
この記事では、そんな迷宮都市フェズの皮なめし場タンネリ&観光スポット巡りモデルルートをご紹介をさせていただきます。
フェズに行かれる前に、ぜひ参考にしていただければと思います!
観光方法
フェズの見どころはほとんどが旧市街(メディナ)や旧市街と新市街の間のエリアにありますので、徒歩でも十分観光可能です。
鉄道駅がある新市街からは少し離れていますが、旧市街までの見どころに立ち寄りながら歩いているとそれほど苦にはならないかと思いますので、街歩きを楽しんでみてください!
観光スポット(モデルルート)
photraveler16の独断と偏見でオススメする、フェズの観光スポット全部で7つを巡るモデルルートと観光地へのアクセスをご紹介させていただきます!
【王宮(Palais Royal)】⇒【ブー・ジュルード門(Bab Bou Jeloud)】⇒【ブー・イナニア・マドラサ(Al Bouanania Madersa)】⇒【ザウィア・ムーレイ・イドリス廟(Moulay Idriss Mausoleum)】⇒【アッタリーン・マドラサ(Al Attarine Madersa)】⇒【ショワラ・タンネリ(Chouara Tannery)】⇒【メッラー(Mellah)】
王宮(Palais Royal)
新市街と旧市街の間のエリアにあり、マリーン朝(13世紀~15世紀)のころから歴史がある建物です。増改築を繰り返し今の姿に至り、現在もフェズに国王が滞在する際は利用されています。
中は見ることができませんが、存在感満点の正門は一見の価値ありです。
ブー・ジュルード門(Bab Bou Jeloud)
旧市街の入口にあるフェズの象徴的な門で、青いタイルが印象的です。
ここからフェズ旧市街の迷宮が始まります!
ブー・イナニア・マドラサ(Al Bouanania Madersa)
マリーン朝時代(14世紀ごろ)に建築された神学校で、規模は最大です。
壁の繊細な幾何学模様やタイルのモザイク、敷き詰められた大理石など見どころ満載です。
ザウィア・ムーレイ・イドリス廟(Moulay Idriss Mausoleum)
イスラム教徒以外は入場できないフェズでも神聖な場所で、フェズ旧市街(メディナ)を建造したムーレイ・イドリス2世のお墓があります。
アッタリーン・マドラサ(Al Attarine Madersa)
こちらもマリーン朝時代の神学校で、ブー・イナニア・マドラサより小さいですが、繊細な彫刻や中庭はとてもきれいでオススメです!
ショワラ・タンネリ(Chouara Tannery)
バブーシュなどの革製品で有名なフェズの皮なめし場で、皮を加工しているところが見られる、フェズ観光の中でも見逃せないスポットです。
近づくにつれて独特のにおいがしますが、屋上からは作業場が見られますので、ぜひ足を運んでみてください。
タンネリに近づくにつれて、客引きも増えてきますが、見学料はだいたい10MDHほどですので、ボッタクリにはご注意ください。
観光の流れは、お店の人に「タンネリが見たい」と伝えると、見学料を教えてくれますので、支払って、説明を聞きながら最終的にはテラスに上がっていく形になります。
ショワラ・タンネリ周辺にはテラス付の革製品屋さんがたくさんありますので、気に入ったお店に入ってみてください!
タンネリまでの道中は、お店の人ではなく、「無料で道案内するよ」と声をかけて、チップを請求する人たちもいますので、くれぐれもお気を付けください。
メッラー(Mellah)
新市街と旧市街の間のエリアにあるユダヤ人居住区で、少し年季の入った建物が印象的です。
街歩きで出会った景色
ポイント
メディナの中は、歩いているだけで色んなお店がありますので、モロッコ名物のアルガンオイルやオリーブ石鹸、香辛料、バブーシュ、お皿などのお土産も買うことができます!
王宮~タンネリまで行く道中も全く飽きることはありませんので、時間に余裕を持って街歩きを楽しみましょう!
まとめ
今回は、迷宮都市フェズの皮なめし場タンネリ&観光スポット巡りモデルルートをご紹介させていただきました。
モロッコの中でもとっても人気の街ですので、事前に入念に計画を立てて楽しんでみてください!
最後までご覧いただき、ありがとうございました!