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【ペルー】~完全版~マチュピチュまでの行き方解説(日本~クスコ~オリャンタイタンボ~マチュピチュ遺跡)

2021-01-22




「一生に一度は見たい」という言葉が一番ピッタリくるかもしれないペルーにあるマチュピチュ遺跡

天空の城」と呼ばれるマチュピチュは日本からも遠く離れた南米大陸にあり、気軽に行ける場所ではありませんが、実際に目の当たりにすると、テレビや旅行雑誌で見てきた以上の景色が広がる素晴らしいスポットです!


この記事では、日本からクスコ~オリャンタイタンボ~マチュピチュまでの行き方を解説させていただきます。一度はマチュピチュ遺跡に行きたい!と思われている皆さま、ぜひ行かれる前に参考にしていただければと思います!

 

マチュピチュ遺跡への一番ポピュラーなアクセス

 

PHOTO by Robert Hrovat



日本からマチュピチュへ行くには、

  1. 飛行機でマチュピチュ遺跡の最寄りの空港であるペルーのクスコへ
  2. クスコからコレクティーボ又はタクシーでオリャンタイタンボ駅へ
  3. オリャンタイタンボ駅から列車で麓のマチュピチュ村へ
  4. マチュピチュ村からシャトルバスでマチュピチュ遺跡へ

※コレクティーボ=10名ほどが定員の小さな乗合バスで、乗客が揃い次第出発し、バス停はなく乗降希望の人がいる度に停車
※アグアスカリエンテスという地名が使われることもありますが、マチュピチュ村の旧名のようで、アグアスカリエンテス=マチュピチュ村

というルート
が時間・料金を考えると一般的です。

 

step
1
日本から飛行機でクスコへ

まずは、日本から飛行機でクスコへ向かいましょう。最低でも2回はどこかで乗り継ぐ必要があります

【北米・メキシコ乗り継ぎルート】
日本⇒アメリカ・カナダ・メキシコの都市(2回乗り継ぎの場合もあり)⇒リマ⇒クスコ

【ヨーロッパ乗り継ぎルート】
日本⇒ヨーロッパの都市(マドリッドなど)⇒リマ⇒クスコ

というルートが一般的かと思います。ペルーに到着するまでの乗継地は、フライトの発着時間や料金などでどこでも問題はありませんが、ペルー到着地はリマであるほうがクスコへの便も多いのでオススメです。

 

step
2
クスコからオリャンタイタンボへ

クスコ空港に到着したら、マチュピチュ遺跡の麓、マチュピチュ村まで列車が出ているオリャンタイタンボ駅へ向かいます。クスコからオリャンタイタンボまではコレクティーボという乗合バスで向かいますが、空港からコレクティーボの乗降場までは距離がありますので、空港周辺にいるタクシーを使いましょう。(空港の敷地から出たところのタクシーの方が安いようですが、私は長旅で疲れていたので空港のタクシーを利用しました。)

ポイント

クスコに1泊してからマチュピチュへ向かわれる方も、空港~クスコ市街・クスコ市街~コレクティーボ乗降場までは少し距離がありますのでタクシーで向かわれることをオススメします。街から向かう際はアルマス広場周辺にタクシーがいますので、そこから利用できます。


クスコのコレクティーボ乗降場に到着したら、オリャンタイタンボ駅行きのコレクティーボを探しましょう。「オリャンタイタンボ!」と叫んでいる運転手がいますので、その方について行ってください。(もしいなければ、コレクティーボにいるドライバーらしき人たちに「オリャンタイタンボ」というと、どのバスが行くか教えてくれます。

注意

コレクティーボは基本的に満席になり次第クスコを出発し、途中乗り降りが多いとその都度停車し、時間がかかりますので、その時々によって出発時間や所要時間は変わってきます(だいたい1時間30分~2時間)。

オリャンタイタンボ駅を出発する列車の時刻に対して、必ず余裕を持って計画を立てましょう

オリャンタイタンボ駅周辺は、規模は大きくないものの簡単な食事ができる場所やお土産屋さんもありますので、列車の出発時刻より早く着きすぎたら、食事をとるなども可能です。



オリャンタイタンボ駅~クスコへ戻る際は、マチュピチュ村から列車でオリャンタイタンボ駅に到着すると「クスコ!」と乗客を探しているコレクティーボのドライバーがいますので、乗り場を気にする必要はありません。基本はクスコのアルマス広場辺りまで行ってくれます。


photraveler16
私は列車出発時刻の3時間前にクスコのコレクティーボ乗降場へ行きました!



オリャンタイタンボ駅までタクシーを利用する場合



クスコの空港又はクスコ市街~オリャンタイタンボ駅までタクシーを使う方法もあります。交渉次第のようですが、クスコ空港でお願いする場合は50ドル前後、クスコ市街からは1台60~100ソルほどのようです。コレクティーボを利用するより料金は高くなりますが、所要時間は1時間ほどとなりますので、ご予定や体調に合わせて利用しましょう。




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3
オリャンタイタンボからマチュピチュ村へ

オリャンタイタンボ駅に到着したら、列車(予約要)に乗ってマチュピチュ駅(マチュピチュ村)へ向かいます。駅員さんたちは英語も通じますので、車両や座席を確認して時間になったら乗り込みましょう。

 

step
4
マチュピチュ村からマチュピチュ遺跡へ

マチュピチュ駅(マチュピチュ村)に着いたら、村のバス乗降場からシャトルバスでマチュピチュ遺跡に向かいましょう。(乗り場は駅から徒歩5分ほど)



※マチュピチュ遺跡からマチュピチュ村に戻る際は、マチュピチュ遺跡の入口近くから発車します。
※マチュピチュ村始発 5:30am/最終 3:00pm(15~20分間隔)
※マチュピチュ遺跡始発 6:30am/最終 5:45pm(15~20分間隔)

 



という流れとなります。

日本を出てからかなりの移動となりますが、「天空の城」の名にふさわしい孤高の存在感をぜひ現地でお楽しみください!



料金

PHOTO by Natasha Chebanoo

日本各地~クスコ空港まで


日本各地からクスコ空港まで向かう場合は、燃油や諸税込で最安18万円前後になることが多いかと思います。航空会社や乗継地、混雑具合によっても異なりますが、ただでさえ時間がかかる移動ですので、乗継時間や到着後の予定なども考えながらフライトの予約を行いましょう。

注意

情報は2020年2月以前のものとなります。今後多くの航空便が再開される際には、改めてご確認をいただきますようお願いいたします。



クスコ空港~マチュピチュ遺跡まで


クスコ空港到着後~マチュピチュ遺跡までの移動にかかる費用の目安は以下の通りです。

  • 【タクシー】クスコ空港~クスコのコレクティーボ乗降場 ⇒ 片道20~30ソル
  • 【コレクティーボ】クスコのコレクティーボ乗降場~オリャンタイタンボ駅 ⇒ 片道15~20ソル
  • 【列車】オリャンタイタンボ駅~マチュピチュ村 ⇒ 最安往復約110ドル~(ペルーレイルの最安エクスペディションクラスの場合)
    ※発着時間などによります。基本的にはもう少し高いことが多いです。 


  • 【シャトルバス】マチュピチュ村(=アグアスカリエンテス)~マチュピチュ遺跡 ⇒ 大人 往復約30ドル

所要時間

日本各地~クスコ空港まで


日本各地からクスコまでの所要時間はそれぞれ下記の通りとなります。

  • 東京発着 ⇒ 約26~27時間(参考:羽田/成田⇔ヒューストン⇔リマ⇔クスコ)
  • 大阪発着 ⇒ 約32時間(参考:関空⇔ロサンゼルス⇔リマ⇔クスコ)

最短のルートでも丸一日(24時間)以上かかる移動になりますので、機内でリラックスして過ごせるようなグッズを事前に準備しておきましょう。

クスコ空港~マチュピチュ遺跡まで


クスコ空港到着後マチュピチュ遺跡までの移動にかかる所要時間は

  • 【タクシー】クスコ空港~クスコのコレクティーボ乗降場 ⇒ 片道約10~15分
  • 【コレクティーボ】クスコのコレクティーボ乗降場~オリャンタイタンボ駅 ⇒ 片道約1時間30分~2時間
  • 【列車】オリャンタイタンボ駅~マチュピチュ村 ⇒ 片道約1時間30分~2時間 
  • 【シャトルバス】マチュピチュ村~マチュピチュ遺跡 ⇒ 片道約20~30分

となります。

 

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節約派・楽&安心派の方向けのマチュピチュ遺跡へのアクセス


その他節約派の方や、楽&安心派の方向けにオススメするマチュピチュ遺跡までの別のアクセス方法もあります。


節約派の方向け:スタンドバイミーコース

PHOTO by Christopher Burns


節約派の方に一番オススメなのが、クスコの街から旅行会社で予約したバスに乗って水力発電所へ向かい、そこから映画『Stand By Me』のように線路の上を歩いてマチュピチュ村へ向かうルートです。

バスの予約は前日までにクスコにある旅行会社で行いましょう。アルマス広場周辺にも数か所ありますので、お好きなところで予約ください。

ルート・所要時間・料金

クスコ ⇒ <旅行会社で予約のバス(約6~7時間) 往復60ソル> 水力発電所 ⇒ <徒歩(約3時間)> マチュピチュ村 ⇒  <徒歩(約1時間30分)> マチュピチュ遺跡

なんといっても、スタンドバイミーコースの魅力は料金の安さと冒険好きの心をくすぐる線路を歩く体験です!このルートでは、クスコを出発してから移動に60ソル(1750円ほど)しかかからないので、安く行きたいという方はまずこちらのルートを検討してみてください

※このルートでは朝クスコを出発し、マチュピチュ村到着が午後遅くになりますので、実際にマチュピチュ遺跡に行くのが翌日となり最低でも2日間は必要になります。


楽&安心派の方向け:クスコから列車利用コース


楽&安心派の方にオススメなのが、クスコから列車でマチュピチュ村まで行ってしまうルートです。

クスコ(近郊のポロイ)駅からマチュピチュ駅(マチュピチュ村)まで乗り継ぎ等も必要ありません。

【クスコ空港~クスコ(近郊のポロイ)駅まではタクシーを利用しましょう】


ルート・所要時間・料金

クスコ ⇒ <タクシー(約35分) 片道15ドル前後> クスコ(ポロイ)駅 ⇒ <列車(約3時間30分) 最安往復160ドル> マチュピチュ村 ⇒  <シャトルバス(約20~30分) 往復24ドル> マチュピチュ遺跡

このルートの魅力は、とにかく楽&乗り換えも少なく安心ということです。その分、料金は高くなりますが時短にもなりますので、さまざまなメリットがあります


また、料金や予定に合わせて片道ずつ移動手段を変えることも可能ですので、ぜひ希望に合った方法でマチュピチュ遺跡を目指してください!

 

まとめ

今回は、日本からクスコ~オリャンタイタンボ~マチュピチュまでの行き方を解説させていただきました。

この記事のまとめ

  • マチュピチュ遺跡への行き方 ⇒ クスコまで飛行機+コレクティーボ+列車+シャトルバスで移動が一般的
  • 節約派 ⇒ クスコから水力発電所経由で線路の上を歩くスタンドバイミーコースがオススメ
  • 楽&安心派 ⇒ クスコから列車にのってマチュピチュ村まで行くのがオススメ 


下記の記事では、マチュピチュに行くまでに必ず済ませておかないといけない『やることリスト』と、高山病対策についてご紹介しておりますので、もしよろしければこちらもご覧ください。



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最後までご覧いただき、ありがとうございました!

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