宿泊
涸沢カールまでのアクセスは、下記の記事に書いておりますので、こちらもご参照ください。
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上高地から片道約6時間のところにある涸沢カール。
山歩きに慣れた方であれば、日帰りも可能かもしれませんが、1泊してから上高地まで戻る方が多数派かと思います。特に初めて行かれる方は、朝~昼~夜といつの時間帯でも美しい涸沢カールに泊まらないのは非常にもったいない!
ということで、絶景が広がる涸沢カールに泊まってみましょう!
山小屋
まず1つ目の滞在可能箇所は山小屋です。
涸沢カールには、中央の野営場を挟んで、2つの山小屋(涸沢ヒュッテと涸沢小屋)があります。
涸沢ヒュッテ
- 涸沢ヒュッテ 2020年は完全事前予約制でした。
涸沢小屋より少し低い位置にあり、紅葉に囲まれるようなロケーション
涸沢小屋
注意
紅葉の時期は満室日多発ですのでお早めのご予約をおすすめします!
(シーズン前に、ホームページにて各山小屋の予約開始日時が発表されます)
料金はお高めに感じられる方もいらっしゃるかもしれませんが、荷物も最小限に寝床が確保でき、食事付プランであれば山でいただく食事としては十分なほどの食事が楽しめるようですので、初めて山に行かれる方には山小屋泊がオススメです!
山小屋によっては当日空室があれば、予約なしでも宿泊可能ですが、混み合う時期に行かれる方は、事前に予約しましょう。
混雑している時期は、かなり密着した雑魚寝になるほどのようです…(山なので仕方ないですね…)
野営テント
今回、私は野営テントに滞在しました!
場所は、涸沢ヒュッテと涸沢小屋の間の開けたところになります。
こちらは予約は必要なく、到着した人からテントを設置し、野営テント場中央にある受付で、受付開始時間(2020年は15時~17時)になったら登録と支払いをするだけです。
受付は涸沢ヒュッテ~涸沢小屋を結ぶ歩道沿いにあります。
涸沢 野営場
- 涸沢カール 野営場 幕営代 1名1泊 1,000円
例年はレンタルテントなどの提供もあります。
テント泊は、お値段も手ごろで、予約も不要のため、急なスケジュールの調整も可能でオススメですが、ご注意いただきたいのが紅葉のシーズン。
溢れるほどのテントが、野営場に所狭しと設置され、トイレに近い場所などは早い時間になくなります。
また、こちらの野営場は岩がゴロゴロとした場所が多く、寝心地はそこまでよくないので地面が平らな箇所も人気となります。
テント泊を検討されている方は、
ポイント
- 涸沢カールへの早めの到着(そのための計画・出発)
- 野営場到着後の早めのテント設営場所確保・設営
- テントの受付
を行ってください!
はテント設営後に存分に楽しみましょう(笑)
どちらがオススメ?
山小屋と野営テントのそれぞれのメリットとデメリットをまとめてみました。
私は、急なスケジュール調整が必要な場合や、
「プライベート空間が確保したい」
「晴れそうな日に行きたい(思い立った日に行きたい)」
という希望があるので、野営テント泊派ですが、やはりその場合は荷物が多く、重くなりますので登るのは辛いです(笑)
それでも、「やっぱり野営テント泊にメリットを感じるので頑張ろう!」という感じですので、皆さまもそれぞれのメリットとデメリットを比較してみて、宿泊方法を決めてみてください!
滞在
飲食・休憩
やっぱり山での楽しみは、歩き終わった後の食事ですよね!
山小屋に泊まられる方は、山小屋で食事が提供されるプランを利用したり、テント泊をされる方は自炊をするのも最高に楽しいですが、涸沢ヒュッテに隣接する『涸沢パノラマ売店』とテラスでの休憩や食事もオススメです!
基本的には、ある程度何でも揃っていますので、荷物を少なくして登りたい方は、食事やお酒などは売店を利用するのもいいかもしれないです!
写真スポット
やはり涸沢カールまで来る方の一番のお目当ては、絶景を写真におさめることですよね!
正直なところ、どこから撮っても最高に感動するほどの景色なのですが、
涸沢カールのオススメ写真スポット
- 涸沢ヒュッテのテラス
- 涸沢小屋のテラス(喫茶スペース)
となります。
一番オススメです!
涸沢ヒュッテのテラス
水場やお手洗いもあるため、滞在中はよくお世話になるエリアですが、私が一番「写真で見たやつ!!」と思った涸沢カールの絶景が、涸沢ヒュッテのテラスからの景色でした。
おそらく定番のスポットかと思います!朝のモルゲンロート・昼の青空・夜の星空…とどの時間帯もオススメですので、お撮り忘れなきよう!
涸沢小屋のテラス(喫茶スペース)
涸沢ヒュッテのテラスとは違った角度から、涸沢カールと穂高連峰をご覧いただける涸沢小屋のテラス(喫茶スペース)もオススメです!売店や自動販売機もありますので、ちょっと散策がてら行ってみるのもいいかもしれないですね!
まとめ
今回は、紅葉の涸沢カールでの滞在や宿泊についてご紹介させていただきました。
この記事のまとめ
- 涸沢カールでの宿泊 ⇒ 山小屋かテント泊
- 山小屋泊 ⇒ 空いていれば予約なしで当日泊可能(紅葉シーズンは混雑するので要注意)
- テント泊 ⇒ 涸沢カールに早めに到着して場所取りを!
- 売店での休憩や食事もオススメ ⇒ 涸沢パノラマ売店とテラスで優雅なひと時を!
- 写真スポット ⇒ どこでも最高にきれいですが、やっぱりテラスがオススメ!
ぜひ皆さまも一度、紅葉に染まる涸沢カールを満喫しに足を運ばれてみてはいかがでしょうか!
最後までご覧いただき、ありがとうございました!